2021.07.16

外壁塗装、メンテナンス、DIYでもできること

住まいに関するDIYは以前にもまして定着しているようです。

  • 専門業者に頼むよりも経費がかからないと思う。
  • コロナ禍で家にいることが多くなったので自分でやってみたい。

などの発想からDIYの需要はさらに伸びています。

今回は、屋根・外壁まわりでも、DIYで手入れできるポイントをご紹介します

外壁の雨だれ、汚れ落とし、はDIYで高圧洗浄

外壁のクリーニング作業のDIYに必要な道具

外壁の洗浄をDIYで行うには、

  •  高圧洗浄機
  •  脚立・足場台
  •  スポンジ
  •  外壁用の洗浄剤

などの道具を用意しておくと良いでしょう。

高圧洗浄機はやや高額な道具ですが、信頼できるメーカーのものでも2万円以内で手に入るものもありますし、4~6千円程度で利用できるレンタルサービスもあるようです。
洗浄剤は黒ずみ・カビ・コケなど、落としたい汚れに特化した専用の洗浄剤を選ぶようにしましょう。

作業時のコツ

外壁のクリーニングをDIYで上手に行うコツは「力をかけず、やさしく行う」ことです。
塗膜を傷つけないように注意しながら洗浄しましょう。高圧洗浄機はノズルを壁面に近づけすぎないように、スポンジを使用する際はゴシゴシと強くこすらないようにします。

プロに任せた方がいいケース

汚れが二階以上の高い部分の外壁まで全面的に広がっている場合や、DIYで落ちないようなしつこい汚れが多い場合はプロに見てもらう方が良いかもしれません。
高所作業をDIYで行うのは危険ですし、汚れ(特にカビ・コケ・藻など)が進行している場合には塗装自体がかなり劣化しているケースもあります。

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小さなひび割れの修復はDIYでコーキング

外壁の小さなひび割れの補修のDIYに必要な道具

外壁のひび割れの補修をDIYで行う場合、

  •  コーキング
  •  コーキングガン
  •  コーキングヘラ
  •  マスキングテープ

などの道具を用意します。

コーキングにはボトルタイプ(容量330ml程度)とチューブタイプ(容量120ml程度)のものがあり、チューブタイプを使用する場合にはコーキングガンは必要ありません。
また、コーキングは「変成シリコン」系を選んでおけば、あとで上から塗装することもできます。

ひび割れの補修箇所が少なければ、チューブタイプの方が扱いやすく、便利です。

DIY作業時のコツ

ひび割れの修繕をきれいに仕上げるコツは、まずひび割れの周囲をよく掃除することです。
その後、ひび割れの両サイドにマスキングテープを隙間なく貼り、コーキングを塗り付け、コーキング用のヘラで表面が平滑になるように均(なら)します。

プロに任せた方がいいケース

外壁全体とひび割れをよく観察し、ひび割れの幅が広かったりひび割れが多数生じていたりする場合には、プロに見てもらう方が良いでしょう。
幅広のひび割れは上からコーキングを塗っただけではきれいに埋まらず、サンダーで切り込みを入れてからコーキングを充填する「Vカット処理」という、プロでなければ難しい作業が必要になります。

また、ひび割れが多ければ見えない部分で雨漏りが始まっている可能性もあります。
このようなケースではプロの診断を求めるのがベストです。

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庭の柵やベランダの手すりなどはDIYで塗り替え

柵・手すりなどの塗装のDIYに必要な道具

柵・手すりなどの塗装をDIYで行う場合には、

  •  塗料
  •  塗装用バケツ
  •  塗装用刷毛
  •  塗装用ローラー
  •  養生テープ・マスカーなど

などを用意しましょう。

作業時のコツ

まずは塗装する部分以外を養生テープやマスカーなどでしっかり覆います。
その後、まずは取り合い部分やフチの部分など、細かな部分を刷毛で塗り、面積が広い残り部分は可能ならローラーを使って塗り上げます。

きれいに仕上げるコツは、手を抜かず養生を細部までしっかり行うこと、また重ね塗りするなら1回目の塗装がしっかり乾燥してから行うことです。
養生を剥がす際も、塗膜がしっかり乾いてから行います。

プロに任せた方がいいケース

高所作業がともなう場合や、塗料が近隣に飛散する恐れがあるような場所の塗装は、事故やトラブルを避けるため、プロにお願いした方が良いかもしれません。

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