イタリア北東部に位置するヴェネツィア市は美しい街並みと水路で知られ、年間約3000万人もの観光客が訪れる観光名所。
ヴェネツィア市は120ほどの小さな島々から成り立つ街で、それらの島々は細長い運河によって分かれ、橋や船でそれぞれがつながっています。
今回はその中でも、多くの人が「死ぬまでに一度は訪れるべき場所」と評価するブラーノ島の美しさと外壁塗装の関係についてご紹介します!
ブラーノ島のカラフルな外壁塗装:色彩が生み出す魅力
ブラーノ島は2500人ほどが暮らす漁師の街で、目が覚めるような鮮やかで美しい外壁からなる街並みが大きな魅力となっています。
街並みの外壁がカラフルに彩られたのは、遠くから見ても帰るべき場所をわかりやすくするためとか、漁師たちが酔っ払って自分の家を間違えないようにするためだったなど様々な説があります。
美しさの秘訣1:独自のルール
実はこの美しい景観を守るため、ブラーノ島には「隣家と同じ色で外壁を塗装してはいけない」というルールがあるのだそうです。
古くからあるルールでしたが、最近になって「隣接する建物は異なる色にすることが望ましい」という条例ができあがりました。
罰則のある禁止令ではないようですが、このルールのおかげでブラーノ島のカラフルな景観は維持されているのです。
美しさの秘訣2:規則性
ただ外壁をカラフルにするだけでは街の景観は美しくなりません。
ブラーノ島の街並みを観察してみると、
- 多くの家屋で屋根の形状
- 窓のサイズや形状
- 窓枠は白、窓は深緑で塗装されている
など、家屋のデザインには多くの共通点もあることがわかります。
各戸のデザインの規則性がベースにあるので、家がさまざまな色で塗られていても視覚的な秩序や安定が感じられ、多くの人が美しいと感じる街並みが出来上がっているのです。
実際にブラーノ島を訪れて観察できれば最高ですが、画像だけでもよく観察すると、その街並みの美しさの秘訣をもっとたくさん発見できるかもしれません。
色選びの重要性:外壁塗装で家の印象を変える
ブラーノ島の映像をみていると、外壁の色がいかに街の美しさにとって大切かがわかりますね。
日本の外壁塗装の色選びも、
- 建物の形状や素材にマッチしているか
- 周囲の景観に調和しているか
- 住む人・見る人の心理や感情にどのような影響があるか
などのポイントを検討すると上手に選ぶことができるでしょう。
それぞれの色が持つイメージや心理効果などについてよく調べてみると、きっとレベルの高い色選びができるはずです。
ブラーノ島の色彩を我孫子市で取り入れる?
我孫子市を含め日本の外壁塗装では、
- ベージュ
- ホワイト
- グレー
など、彩度の低い色が安定して高い人気があるようです。
これらの色はたしかに落ち着きがあり、周囲に馴染みやすく、色褪せもしにくいので、外壁塗装に適しています。
とはいえ、もし外壁塗装の色をブラーノ島の街並みのように明るくてエネルギーを感じられるデザインにしたいなら、鮮やかな色にチャレンジしてみるのもおすすめです。
例えば、
- イエロー系の色…太陽の光のようなエネルギーや明るさ、幸福をイメージさせる
- グリーン系の色…穏やかさ、落ち着き、健康などをイメージさせる
などがおすすめです。実際にベージュやグレーほどではないものの、彩度の高い色の中では人気がある外壁塗装色です。
グリーン、イエローなどの色は自然界の中に多く存在する「アースカラー」と呼ばれる色で扱いやすく、我孫子市の街並みの中でも変に浮いてしまう可能性は低いでしょう。
我孫子市でもブラーノ島のように美しくて鮮やかな色の外壁塗装にチャレンジしてみたいみなさま、ぜひ私たちくりはら塗装へお気軽にご相談ください!