2023.01.6

2023年は暖色系!流行色でワンランク上のおしゃれな外壁

日本流行色協会(JAFCA)が発表した2022年の流行色は「ジョリーコーラル」でした。同協会によると、2023年の流行色は、春先の陽だまりをイメージさせる「ルミナスイエロー」だそうです。こちらもあたたかさ、おだやかさ、やさしさをイメージする素敵なカラーですね。

今回は日本の流行色ではなく、アメリカの塗料会社が発表した2023年の「トレンドカラー」をご紹介してみたいと思います。日本流行色協会(JAFCA)の発表する流行色が汎用性の高いカラーであるのに対し、今回ご紹介する「トレンドカラー」は、すでに塗料が製品として用意してあるものなので、きっとインテリアにもエクステリアにも取り入れやすいと思います。

アメリカの塗料メーカー2社が2023年の色を発表

今回注目するのは、

の二社が発表したトレンドカラー(流行色)です。

どちらの企業もアメリカではトップクラスの塗料メーカーです。トレンドカラーの塗料はすでに用意されており、本国アメリカの公式ウェブサイトでは2023年の流行色の使用例を魅力的な画像とともに紹介しています。

ラズベリーブラッシュは活力のあるポジティブカラー

ラズベリーブラッシュを屋根とベランダに塗装したイメージ

ラズベリーブラッシュを屋根とベランダに塗装したイメージ


まず、ベンジャミン・ムーア(Benjamin Moore)社の推すトレンドカラーは「ラズベリーブラッシュ(Rapsberry Blush)」。2022年の流行色としてご紹介したジョリーコーラルにも通ずる、自然や生命の鮮烈な瑞々しさを感じさせる、独特な活力を持った暖色系の色です。

まずこの流行色「ラズベリーブラッシュ」のベースとなるのは、名称にも含まれている「ラズベリー」の赤色でしょう。「ブラッシュ(Blush)」はいろんな訳し方のできる単語ですが「パッと光る」というニュアンスのある言葉のようです。
赤は情熱や強さをイメージさせ、人の心を高揚させたりポジティブにさせたりする力を持つ色です。

日本の住まいにおいてはラズベリーブラッシュのような鮮烈なカラーをインテリアやエクステリアに使うのは難しいと感じるかもしれません。
とはいえ、ラズベリーブラッシュをじっくり眺めてみると、古くから建築に使われてきたレンガの赤色も連想されます。そう考えると、外壁に使用しても違和感なくはまりそうですし、内装に使用するのであればダイニングやキッチンの内装に取り入れると、食欲を高めたり、気分を高揚させたり、場の雰囲気をあたたかく華やかに彩ることもできるでしょう。

レデンドポイントは暖かみを感じる落ち着いた色

レンデンドポイントをベランダと外壁の一部に使用したイメージ

レンデンドポイントをベランダと外壁の一部に使用したイメージ


シャーウィン・ウィリアムズ(Sherwin Williams)社の2023年一押しのトレンドカラーは「レデンドポイント(Redend Point)」。いうならばこの色は“濃いめのグレージュ”と表現できるかもしれません。ちなみに「グレージュ」とは「グレー」+「ベージュ」の造語で、ここ数年ほど女性の髪の色やファンションでよく選ばれる人気色です。ただ、この「レデンドポイント」からはグレージュと比べると赤や黄色などの彩度もかすかに感じることができます。

この「レデンドポイント」は、大地の暖かみや、円熟性、落ち着き、知性などをイメージさせる色で、上記のラズベリーブラッシュとは好対象と言えるかもしれません。

「レデンドポイント」を外壁塗装に使用すれば、家全体が街並みとも自然とも調和する、落ち着いた美しい外観となるでしょう。内装に使用するのであれば、ベッドルームや書斎、勉強部屋など、リラックスして思考を深めたい空間によく似合うはずです。

きっとゴールド、シルバー、ブロンズなどの輝きのある金属の色や、真鍮製の照明、使い込まれた木目の美しい家具などとも高いレベルで調和する色だと思いますので、「レデンドポイント」はすこしラグジュアリーなインテリアや、アンティークな家具などをコレクションしている方にも好まれるカラーかもしれません。

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