外壁塗装を行う際に気を使いたいのが塗料材ですよね。
業者さんにお願いするにしても自分でやるにしても、大切なお家を守る塗料はしっかりこだわって選びたいものです。
以前「外壁塗料の種類と特徴を知ろう」という記事で塗料の大まかな特徴などをご紹介させていただきましたが、今回はシリコン塗料に焦点を当てて、さらに掘り下げてみたいと思います。
シリコン塗料それぞれのメリット・デメリットなどを細かくご紹介していきたいと思いますので、是非塗料選びの参考にしてみてくださいね。
そもそもシリコン塗料ってどんなもの?
ラジカル塗料が登場するまで非常に長い間一番人気で、濃い色でも色褪せが少なく、コストパフォーマンスも高い定番の外壁塗料です。
さまざまなメーカーが研究開発を行っており、特殊シリコン系塗料なども非常に多く発売されました。
おすすめシリコン塗料
それではさっそくおススメのシリコン塗料をご紹介していきましょう。
水性セラミシリコン
開発・販売:エスケー化研株式会社 メーカーサイトはこちら
耐久性:12〜15年
水性セラミシリコンはエスケー化研株式会社が開発した外壁塗料です。
シロキサン結合を持ち、紫外線や湿気などのポリマー性劣化要因に対して優れた耐久性を発揮します。
水性であるため火災に非常に強いというのも特徴で、塗装工程の溶剤中毒などの心配もありません。
特殊設計で防カビ・防藻性に優れており、衛生的な環境を保つのにも効果的です。
適用される下地もコンクリートからALC、各種サイディングボードに至るまでほとんど選ぶこともなく、戸建て住宅から工場・倉庫などの内外装などにも使われます。
クリーンマイルドシリコン
開発・販売:エスケー化研株式会社 メーカーサイトはこちら
耐久性:12〜15年
クリーンマイルドシリコンはエスケー化研株式会社が開発した外壁塗料です。
超低汚染・超耐久を売りにしたNAD型特アクリルシリコン樹脂塗料であり、通常タイプと弾性をもったタイプなどもあります。
セラミックが入っていることで超低汚染性、特殊設計による防カビ・防藻性に優れ、特定の天候に大きく影響を受けない耐候性も持ち合わせています。
外壁を塗り替える際にも、以前の外壁塗料に関係なく塗装することができ、モルタルからサイディングボード、ALCからステンレスなどの金属に至るまで下地さえ選びません。
1液ファインシリコンセラUV
開発・販売:日本ペイント株式会社 メーカーサイトはこちら
耐久性:12〜15年
日本ペイント株式会社開発の1液ファインシリコンセラUVは、日本の幅広い四季に対応した使いやすさと、塗り替え用塗料として非常に柔軟な適応力を持つ外壁塗料です。
窯業サイディングボードを用いた外壁の塗り替えに最適で、最新のバイオ技術を用いて耐カビ・耐藻性にも優れ、強力に結合された分子構造は劣化を最小限に抑えます。
弱溶剤系であるため塗装の際の臭いも少なく、さまざまな下地に塗装することができます。
塗装時に発砲することもほとんどなく、乾燥も素早いので冬場の施工などにも使われます。
ファインシリコンフレシュ
開発・販売:日本ペイント株式会社 メーカーサイトはこちら
耐久性:12〜15年
ファインシリコンフレシュは、日本ペイント株式会社が開発したセラミック配合の外壁用シリコン塗料です。
特殊セラミック成分を配合していることで耐汚染性に優れ、最先端のバイオ技術を用いて防カビ・防藻性にも優れています。
透湿性も高いので結露が少なく、トラブルなども起こりにくいという特徴があります。
さまざまな外壁材に対応しており、鉄面や亜鉛メッキ、アルミなど幅広い下地にに対応しています。
まとめ
今回は特におすすめのシリコン系外壁塗料をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
もしご自身の家の塗装に迷ったら、専門家に相談しながら最適な塗料を選ぶようにしましょう。