外壁塗装をしようと考えたとき「自分のお家の塗装は自分でやりたい!」という方もたくさんいるかと思います。「Do It Yourself」いわゆるDIYでの外壁塗装です。
しかし外壁塗装をDIYで行うことはあまりおススメできません。外壁塗装のDIYは、単純にホームセンターなどで塗料を買って塗り替えればよいというわけではないからです。多くの方が外壁塗装を専門業者に任せているのは、さまざまな理由があるからです。
今回は外壁塗装のDIYに関するデメリットについて考えてみたいと思います。ご自宅の外壁塗装をDIYでやってみようと考えている方は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
外壁塗装のDIYをおススメできない理由
では具体的に、なぜ外壁塗装のDIYをおススメできないのかをご紹介していきましょう。
仕上がりに大きな差が出る
プロが使う道具を一式そろえても、素人が行う外壁塗装の最終的な仕上がりは、プロの塗装の仕上がりとは大きな差が出ます。専門業者には外壁塗装を行う際の数え切れないノウハウがあり、周囲の環境や外壁の状態にあわせた処理を行ってくれます。
一方で一般の方が行うと、どうしても塗りにムラが出たり、塗装を行う前の外壁の状態を正確に判断することは難しいです。
安上がりにはなるけれど…
外壁塗装を業者さんに頼まない場合、最低限下記のような道具を集める必要があります。
これらは全てホームセンターで手に入れることができますし、足場の設置などの経費がかからないため塗装業者に頼むよりも安く済みます。
しかし、塗装業者はこれらの道具を外壁の状態などから的確に選別し作業していきます。
そのため短期間で綺麗に仕上げることができます。塗装の仕上がりは、そのまま外壁の耐久性にも影響します。塗りムラなどがあると、ひび割れなどの劣化が早まることもあります。
高所での作業も危険を伴うので怪我なども気をつけなくてはなりません。
脚立などではではなく、安定した足場を組みたてるとなると結果的に費用がかさんでしまう場合もあります。
その他のデメリット
一般の方がDIYで外壁塗装を行う際に、騒音や塗料の飛散を完全に防ぐことは非常に難しいです。
塗料はものによって強い匂いを発しますし、時間のかかるDIYだと近隣の迷惑になってしまう場合もあります。
塗装業者は数人がかりで足場設置から養生、場合によっては近隣への挨拶なども行ってくれます。
住宅街に住んでいる方だと特に専門家にお願いした方がよいと思います。
外壁塗装を専門業者にお願いするわけ
塗装専門業者は、足場設置から実際の作業、近隣住民への挨拶まで手際良く行ってくれます。
外壁塗装をDIYで行う場合、作業時間は半年から1年ほどかかるのに比べ、プロに頼めば10日~1ヶ月ほどで完了するのも大きなメリットです。
作業時間が短ければそれだけ近隣への迷惑にもなりませんし、日常生活にも大きな影響もでません。
また、半年以上も外壁が完了していないお家に住むのもあまりよくありません。
塗装は気温などにも影響を受ける部分があるため、短期間で作業を終わらせることには大きな意味があります。
まとめ
今回は外壁塗装DIYのデメリットについてご紹介してきました。
DIYは価格面で大きなアドバンテージがある一方、本当にお家のことを考えるなら業者さんにお願いするのが一番です。
最近は塗料自体の価格も下がってきていることもあり、業者さんにお願いしても以前ほどの価格になることも少ないので、現在外壁塗装を考えている方は是非参考にしてみてくださいね。