2023.08.15

補助金、助成金を使って外壁塗装の費用を抑えよう!

マイホームをお持ちの方にとって家の老朽化や子供の成長は大きな問題です。

十数年もすれば外壁は劣化し、塗装工事や補修なども考えられるのではないでしょうか?
また、子供の成長に合わせた増築を考えると莫大な費用がかかり頭を抱えずにはいられません。

そんな時に補助金の存在を知らずに高額な費用を払うなんてもったいないです。

「補助金?そんな制度あったの?」

後から知った時に後悔したくありませんよね。

今回は「知らなきゃ損な」お得情報をお伝えしていきます。
リフォームまでしないからいいやというそこのあなた。外壁の塗装でも使えるので知っておいたほうがお得ですよ!

外壁塗装を安くするには? 補助金利用がおすすめ

リフォームや増築に加えて外壁塗装にも利用できる補助金制度。各自治体によって定められた条件をクリアすれば補助金を出してくれることがあります。

補助金制度は審査基準が定められており各自治体によって審査条件は異なるので、一般的な審査条件をお伝えしていきます。また、補助金だけでなく助成金を受け取れる場合があるのでそれぞれの条件をご覧ください。

助成金
各自治体で決められた塗装会社に発注するとか、指定の塗料を使うなどの条件を満たしていれば受け取り可能。
補助金
受け取りには審査が定められており合格した場合のみ受け取りできます。
補助金より審査が厳しめですが支給額は高いことが多いそうです。

どちらも共通して返済不要のため、外壁塗装を考えている方にとっては心強い味方になります。

費用を抑えるために補助金の利用方法!

補助金利用までの流れは以下の通りになります。

補助金受け取りまでの流れ

  • 1. 自治体に補助金(助成金)の申請
  • 2. 許可通知受け取り
  • 3. 工事開始
  • 4. 工事終了
  • 5. 工事終了後、報告書提出
  • 6. 自治体より工事後の自宅の確認
  • 7. 決定通知受け取り
  • 8. 補助金受領

基本的には工事終了後に受け取りの場合が多いので事前の申請を忘れないようにしましょう。
また、自治体により申請条件は変わるので、お住いの自治体へお問い合わせをお願いします。

補助金を申請する前に整理しておきたいポイント

補助金の申請時には、対象となる物件やそこに居住する人などについての情報を取りまとめて正確に申告し、補助金制度の条件にかなっているかどうか審査してもらう必要があります。

基本的にどの自治体でも、

  • その自治体に実際に住んでいる人
  • 税金を滞納していない人
  • 建築法に違反していない物件

が補助金支給の対象になるという条件は共通しています。

自治体ごとに提示する細かな条件は異なってきますが、申請者側に報告を求められることが多い情報には下記のようなものがありますので、補助金の申請に際して確認しておきましょう。

築年数

建物の築年数は、「新築年月日」から数えて現在に至るまでの年数です。
正確な新築年月日がわからない場合には、「登記簿謄本(登記事項証明書)」の表題にある「登記原因及びその日付」欄で新築年月日を確認できます。

登記簿謄本(登記事項証明書)はオンライン申請で取得できるほか、法務局・地方法務局の登記所への郵送申請する、登記所窓口で申請するなどの方法でも入手できます。

所有者

リフォーム工事を行いたい建物の所有者(名義人)を把握しておく必要があります。
所有者が誰の名前になっているかはっきりしない場合、この情報も「登記簿謄本(登記事項証明書)」から確認できます。

補助金の申請者=リフォームしたい物件の所有者でなければならないとは限定していない自治体もありますが、物件の所有者・申請者・居住者の関係は審査が通るかどうかを左右する大切な要因になりますので、確認しておくとよいでしょう。

居住者の意思

補助金の申請者が、補助金を受けて物件をリフォームした後、どのくらいの期間その物件に住み続ける意思があるかが問われることもあります。
これは、書類などで証明できる種類の情報ではありませんが、リフォーム後、出産・子供の進学・定年退職などライフステージの変化が訪れてもそこに住み続けるつもりかどうか、一度家族と話し合っておくとよいかもしれません。

我孫子市の外壁塗装で使える住宅リフォーム補助金制度

栗原塗装工業のある我孫子市にも外壁塗装で使える我孫子市住宅リフォーム補助金制度があります。

我孫子市住宅リフォーム補助金制度とは、我孫子市への定住化促進と住環境の向上、そして市内の住宅関連産業の活性化を目的に作られた制度です。登録された市内事業者により自己所有住宅の改修工事を行った市民に対し、改修工事費用の一部が補助されます。建物の修繕のほか、バリアフリー工事なども補助金の対象となります。

『我孫子市住宅リフォーム補助金』の申請期間は?

令和5年分の我孫子市住宅リフォーム補助金の申請はすでに受付が始まっています。申請期限は令和6年1月31日までです。
また、令和6年2月末日までに実績報告書が提出できる工事でなければなりません。

『我孫子市住宅リフォーム補助金』で受け取れる金額は?

補助金でいくら受け取れるかは、下記の表をご参照ください。
なお、どんな工事でも一律に税込20万円以上の工事だけが対象となります。

対象となる工事のリフォーム区分補助金の交付要件補助率上限額子育て世代・単身者世帯の上限額
●市内の現住する個人住宅のリフォーム新たに二世帯住宅になる工事10%20万円30万円
●市内の中古住宅のリフォーム(市内の持ち家からの転居)上記以外の工事5%10万円20万円
●市内の中古住宅のリフォーム(借家など、市内の持ち家以外からの転居、また市外から転入するケース)(1)新たに二世帯住宅になる工事20%40万円50万円
(2)東側地区内に所在する場合20%40万円50万円
(3)転入で東側地区以外に所在する場合10%30万円40万円
上記の(1)〜(3)いずれにも該当しない場合5%10万円20万円

『我孫子市住宅リフォーム補助金』をもらえる人の条件は?

この補助金制度では、我孫子市民あるいは工事完了後に我孫子市に転入する人であれば申請できます。

さらに、

  • リフォーム工事を行う物件を所有している(所有権登録されている)こと
  • リフォーム工事後、補助金を交付された日から10年以上定住する意思があること
  • 市民税、固定資産税、都市計画税を滞納していないこと
  • 申請するリフォーム工事が我孫子市のほかの制度による補助金を受けていないこと

などの条件を満たしている必要があります。

『我孫子市住宅リフォーム補助金』はどんな工事が対象?

この補助金制度では、

  • 1. 住宅の内外装のリフォームに関する工事全般(敷地内の給排水・ガスの配管工事を含む)
  • 2. 道路境界沿いのブロック塀・石塀の撤去、また撤去後のフェンス・生垣などの設置工事
  • 3. 住宅の増築・改築・間取り変更工事

が対象になります。

下記の工事は「我孫子市住宅リフォーム補助金」の対象になりませんのでご注意ください。

  • 母家(居室)と同じ敷地にあるが、居室ではない別棟(車庫・物置など)の工事
  • 上記2以外の外構工事
  • 屋内で使用する住宅設備・家具・家電など全般の購入・設置

『我孫子市住宅リフォーム補助金』の申請の手順は?

補助金制度を利用する場合、契約や工事着手する前に、我孫子市に補助金交付申請を行う必要があります。

リフォームの相談から実際に補助金が交付されるまでの流れは下記のようになります。

  • 1. 登録業者にリフォームの相談をする
  • 2. 工事の見積もりをもらう
  • 3. 見積もり書などをもとに補助金申請書を市に提出する
  • 4. 我孫子市が見積もり申請書を審査する(審査には2週間ほどかかります)
  • 5. 審査をクリアすると、補助金交付決定通知書が届く
  • 6. 甲府決定後、登録業者とリフォーム工事の契約を結ぶ
  • 7. 工事が終了すれば工事金額を支払い、領収書を受けとる
  • 8. 補助金実績報告書を我孫子市に市に提出する(提出期限は工事完了日から30日以内か交付決定年度の2月末日、どちらか早い方となります)
  • 9. 我孫子市が補助金実績報告書を審査する(審査には2週間ほどかかります)
  • 10. 審査が終われば、補助金交付確定通知書が届く
  • 11. 補助金交付請求書を市に提出する
  • 12. 市から補助金が交付される

もちろん、リフォーム工事を請け負うのはこの制度の登録業者でなければなりません。

栗原塗装工業は我孫子市住宅リフォーム補助制度の登録事業者です。助成金制度を活用することで、外壁塗装や屋根塗装の工事費のうち数万円(基本的に工事費の5%)が戻ってきます。手続きも代行して栗原塗装工業が行いますので、法務局や市役所へわざわざ行く手間もかかりません。

補助金だけじゃない!確定申告で減税?

我孫子市住宅リフォーム補助金制度の例を見てもわかるように、補助金は工事費のうちの数パーセント程度の補助しか出ないため、予算的に増改築や外壁塗装に躊躇してしまう方もいるかもしれません。

では、確定申告するだけで減税ができると知ったらいかがでしょうか?

その際に利用されるのが住宅ローン控除です。

住宅ローン控除とは住宅ローンの残高に応じて所得税より一定額控除される制度になります。この制度を利用することで減税を狙うことができます。外壁塗装などのリフォームの際には多額の費用が発生するため、この制度の活用はおすすめです。

申請方法としては年末調整の際に確定申告することで住宅ローン控除を受け、減税ができます。外壁塗装などのリフォームによって住宅ローン控除を受ける場合対象となる条件がいくつか存在します。

住宅ローン控除の主な条件

  • 自身の所有物件であり、居住のためにリフォームを行った
  • 工事後、6ヶ月以内に住み、その年の年末12月31日まで居住をしている
  • 工事費用として100万円以上かかっている
  • 10年以上の返済期間でのローンを組んでいる

住宅ローン控除を受ける際は、100万円以上の工事費用と10年以上のローン返済が必須の条件となります。仮に100万円を超えずにローンを組んで外壁塗装やリフォームを行っても控除の対象外となるので、確定申告をしても控除を受けられません。減税の際は注意が必要です。

外壁塗装で住宅ローン⁉︎確定申告の手順について

住宅ローン控除利用には年末調整の際に税務署へ書類提出が必要になります。

提出書類
住民票の写し
給与所得の源泉徴収票
住宅取得資金に関する借入金の年末残高証明書
住宅借入金特別控除の計算証明書
増改築証明書(外壁塗装の際に業者が作成する書類)

特に最後に記載した「増改築証明書」は外壁塗装を行なった証明として必要な書類となります。
住宅ローン控除の申請時には欠かせませんので業者への依頼を忘れないようにしましょう。


いかがでしたでしょうか。マイホームの増築や外壁の塗装を考えている方にとってはお得な情報では無いでしょうか。自治体の補助金や住宅ローン控除での減税を駆使して少しで家族の空間を守っていきましょう!

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