外壁塗装工事を行う際の施主様の悩みの一つに「職人へのお茶出しをどうするか」という問題があるようです。
塗装工事やリフォーム工事などを行う際、作業に来ている職人たちに対する休憩中のお茶出しに関しては何をどの程度行うのが正解なのか、今回はくりはら塗装としての見解をご説明したいと思います。
職人が10時と15時にお茶休憩するのは本当
ほとんどの塗装業者が1日の作業のうち昼の休憩以外に10時と15時の2回、お茶休憩をするようにしています。
その2回のお茶の時間に職人たちがどれくらい休息をとるかは業者によって違いがありますが、くりはら塗装のお茶休憩は午前・午後ともに10分程度としています。
職人のお茶の時間といえば施主様の側でお茶やコーヒー、茶菓子などを用意しなければならないとお考えの方も多いようですが、現在ではほとんどのリフォーム業者や塗装業者が「お茶出し不要」というスタンスを取っています。
わかりやすく言うと「職人をお客様扱いしなくても大丈夫」と解釈すれば良いかもしれません。
また、くりはら塗装の職人の中には喫煙者もおりますが、基本的にお茶の時間は社用車の中で休憩するようにしていますし、職人が喫煙をたしなむのも社用車内のみです。
くりはら塗装では作業中もお茶の時間も、施主様やご近所に余計なご迷惑がかからないよう細心の注意を払っています。
お茶を出さなくても塗装の仕上がりに影響なし
「お茶出ししないと職人に心証を悪くするのでは?」と感じる施主様もおられるかもしれません。
しかしながら、平均すると2週間ほどになることが多い塗装工事の工期中に毎日お茶を用意するのは施主様にとって費用面だけでなく体力的・時間的にもかなりの負担になってしまいます。
塗装工事では契約前に行う見積もりの段階で、どのような塗装工事をいくらで行うか、工期は何日間くらいになるかだけでなく、移動にかかる燃料費や職人のお茶代なども含めた細かな諸経費に至るまで事前にしっかり計算した上で見積書を作成していますので、くりはら塗装では、なるべく施主様に塗装工事費用以外のご負担をかけないよう心がけております。
もちろんお茶出しの有無が塗装の品質・仕上がりに影響することは決してございませんのでどうかご心配なく。
施主様と交わした契約内容にしたがって、誠心誠意塗装いたします。
職人の本音は自分たちのペースで休憩したい
基本的にお茶の時間は前記の通り10時と15時ですが、塗装工事ではオフィスワークや工場での作業のようにいつも時間きっかりにお茶休憩を取れるわけではありません。
これは塗装業だけでなく建設業全般に言えることかもしれませんが、職人は作業効率や品質のための「段取り」や「流れ」というものを非常に大切にしています。
つまり時計よりも作業の「キリの良さ」を見ながら休憩をとるため、10時や15時になっても作業のキリが悪ければお茶の時間をいくらか遅らせることもしばしばあります。
そのため、とても心苦しいかぎりですが、時間どおりにお茶を用意していただいていても作業の段取り的にすぐに頂けないことも多いのが現状です。
そのような事情もあり、施主様に職人用のお茶のご用意をしていただかなくても、くりはら塗装では全く問題ございません。
もちろん、一切をお断りしているというわけではございませんので、もしも施主様の側で「お茶の時間に何も出さないわけにはいかない」と感じられるようでしたら、職人たちが作業のキリの良いタイミングでお茶休憩が取れるようクーラーボックスにペットボトルのお茶や缶コーヒーなどご用意いただければありがたく頂戴しております。