ユニークな形状の屋根は銅板製で塗装の必要なし
今回の事例は我孫子市本町の木造住宅の外壁塗装事例です。
屋根は六角形の面白い形状をしているのですが、銅板製なので塗装の必要はありません。
ただ、一部分増築している箇所があり、その部分の屋根はトタン製なので塗り替えを実施しました。
外壁はモルタルで築30~40年くらいの建物になります。塗り替えは今回で2回目か3回目になります。
塗装工事の流れ
足場設置 高圧洗浄 下塗り(2回) 上塗り(2回)
軒天は外壁の延長でモルタル製
外壁は築年数のわりには、状態がよく、大きなひび割れなどはありませんでした。
今回の建物は屋根の形状以外にもユニークな部分がありました。
軒天部分は外壁の延長という形で、そのままモルタルが使われていました。そのため、外壁と同様に塗装しました。
破風の部分は、屋根と同じ材質の銅板が使われていたため、塗装はしませんでした。
ただし、増築部分はトタン製でしたので、こちらは塗り替えました。
色の種類は共通のものとメーカー独自のものがある
下塗りは『パーフェクトフィーラー』、上塗りは日本ペイントの『一液ファインシリコンセラUV』を使用しました。
元の色は薄い紫だったのですが、今回はピンク色で塗り替えました。
色としては日本塗装工業会の色番号05-90Dを発注しました。
塗料をメーカーに発注する際は、色を指定して発注します。メーカー独自の色番号(メーカーの標準色)もしくは日本塗装工業会の色番号で発注をします。
メーカー独自の色で発注する場合は、メーカーごとに色味が若干違います。
日本塗装工業会の色であれば、どのメーカーの塗料でも共通の色が納品されます。ただし、各メーカーで色調する必要があるので、塗料代に色調代が加算されます。
また、塗料の納期もメーカー標準色と比べると時間がかかります。