シリコン塗料とウレタン塗料の耐久性が分かる事例
今回は、茨城県龍ヶ崎市にある木造二階建住宅の外壁塗装・屋根塗装の事例です。
築年数30年で、今回が2回目の塗り替え。前回の塗り替えは平成16年で、弊社・栗原塗装工業が担当させていただきました。
ツーバイフォーの建物で、外壁はサイディング、屋根はコロニアルです。
前回の塗り替えで、外壁の本体はシリコン塗料で塗装しました。一方、鉄部や軒天などの黒い部分はウレタン塗料を使用しました。
状態を調べてみると、シリコン塗料を塗布した外壁に比べて、ウレタン塗料の方が劣化が進んでいました。
塗料の耐久性の違いが明らかになっている一例です。
塗装工事の流れ
足場設置 高圧洗浄 下塗り 上塗り(2回)
屋根部分は高圧洗浄後、下塗りの前にタスペーサーを入れます。塗料は遮熱塗料です。
下塗りに『サーモアイシーラー』、上塗りに『サーモアイSI』を使いました。
外壁に関しては、黒い部分もシリコン塗料で塗り替えることにしました。
外壁の下塗りに『パーフェクトサーフ』、鉄部の下塗りに『イージーワン』、上塗りに『一液ファインシリコンセラUV』を使いました。
前回塗り替えから16年、外壁、屋根の状態も比較的良かったので、塗り替え後は新築のような美しさを取り戻すことができました。
外壁塗装は、傷みが少ない綺麗なうちに塗り替えた方が長持ちするということを示す事例でした。