我孫子市には難読地名が多い
今回の塗装事例は、我孫子市岡発戸にある消防団(第六分団)のホースタワーの塗り替え工事です。発注元は我孫子市役所警防課になります。
話は少しそれますが、「岡発戸」って読めますか?
我孫子(あびこ)自体もちょっと読みにくい地名ですが、我孫子市内には難読地名が結構あったりするんです。
正解はページの下にあります。
閑話休題。
ホースタワーとは、消防団が使用した、放水ホースを乾燥させるための施設です。
高さはおよそ13メートルで、20メートルのホースを折り返して干します。
最近のホースタワーは錆びない亜鉛メッキ製のものが多いのですが、本事例のホースタワーは鉄製で、かなり錆が目立ってきていました。
塗装工事の流れ
足場設置 ケレン(サンダー&スチールたわし) 下塗り(さび止め2回) 上塗り(シルバー塗装)
昔のさび止めは赤かった
まずは、ホースタワーに足場を設置し、塗料飛散を防止するためシートで覆います。
長い間風雨に晒されていたことと、ホースを乾かすという特性上、鉄製のホースタワーはどうしても錆びてしまいます。塗装前に、まずケレンで、浮いた塗膜や錆を削り落とします。大きな部分はサンダーを使い、細かい部分はスチールたわしを使って手作業で磨いていきます。
ホースタワー全体が赤みがかっているのは、表面のシルバー塗装が剥げて、さび止めが露出しているからです。現在のさび止めは、白やグレーなどの色をしていますが、ひと昔前まではさび止めは赤い色をしていました。
今回はグレーのさび止めを2回塗り、上塗りは「シリコンルーフ」のシルバー(日本ペイント)を使用しました。
栗原塗装工業では、住宅の外壁塗装・屋根塗装のほか、こうした公共施設などの塗装工事も行っており、さまざまな塗装に対応できますので、お気軽にご相談ください。