
天王台駅と東我孫子駅の間に位置する下ヶ戸のアパート
我孫子市下ヶ戸(さげと)はJR常磐線・天王台駅とJR成田線・東我孫子駅の間にあるエリアで、川村学園女子大学があります。
今回の事例はその、我孫子市下ヶ戸のアパートの外壁・屋根などの塗り替え工事を紹介します。
アパートの築年数は15年ほどで、軽量鉄骨の2階建、全8所帯、3LDKの間取りでファミリー向けの物件です。屋根はコロニアルで、外壁はタイル調のサイディングでした。外壁や屋根の塗り替えに加え、コーキングの打ち替え、ベランダや鉄部などの塗り替えも行いました。
塗装工事の流れ
足場設置 高圧洗浄
【外壁】縦目地のコーキング打ち替え 上塗り2回
【屋根】下塗り(シーラー) 上塗り(遮熱塗料)2回
【ベランダ床】プライマー 上塗り(FRP防水)
【鉄部】さび止め 上塗り(シリコン塗料)
梅雨時の塗り替え工事は臨機応変に
下ヶ戸のアパートの塗り替え工事は、梅雨の時期でした。晴天が続く通常であれば、まず屋根塗装を行い、続いて外壁塗装を行っていくのですが、雨天のなかでは屋根塗装はできません。ですから、雨の日は、直接影響を受けない階段の下などから作業を始めていきました。
外壁はタイル調のサイディング。大きな傷もなく経年劣化はそれほど進んでいませんでした。高圧洗浄で付着したコケなどをきれいに洗い落とし、コーキングの打ち替えを行います。仕上げはクリア塗装で、日本ペイントの「UVプロテクトクリア」を使用しました。
ベランダの床はプライマーを塗った後、FRPの防水塗料を上塗りします。
軒天は日本ペイントの防カビ塗料「ケンエース」を塗り、共用廊下はシーラーの上から関西ペイントの「セルコート」(シルバーグレー)を使いました。
鉄部は「イージーワン」というさび止めを塗布し、仕上げは、おなじみ「1液ファインシリコンセラUV」。
コロニアルの屋根には遮熱塗料を使います。「サーモアイシーラー」で下塗りし、日本ペイントの「サーモアイSI」(クールブラック)を上塗りで使用しました。