外壁塗装をする時期に差し掛かった手賀沼の南側にある柏市の新興住宅
今回の塗装事例は、柏市の手賀の杜ニュータウンにある2階建て戸建て住宅の外壁塗装・屋根塗装の事例です。
手賀の杜ニュータウンは、手賀沼の南側にあり、2005年に柏市に編入される前までは、東葛飾郡沼南町でした。手賀大橋開通で、我孫子への交通の便が良くなったこともあり、宅地開発が進んだ新興住宅地です。
周辺の住宅はどこも築十数年ほどで、外壁や屋根のメンテナンスの時期に差し掛かっており、この時期に外壁塗装工事を行うお宅も少なくないようです。
外壁・屋根塗装を実施したお宅は、木造2階建ての住宅で、外壁はモルタルをベースに、木目調サイディング、タイル貼りを施してあります。屋根はコロニアル屋根でした。
塗装工事の流れ
足場設置 高圧洗浄 下塗り 上塗り(2回)
意匠性が高く色の塗り分けが必要
コロニアル屋根は、それほど傷んでいなかったので、高圧洗浄で汚れを落とし、遮熱塗料で上塗り、下塗りを行いました。
使用した塗料は、日本ペイントのサーモアイシーラー(下塗り)、サーモアイSI(上塗り)で、色はクールミラノグリーンを採用しました。
外壁は雨だれや苔が付着している部分がありましたが、高圧洗浄できれいにすることができました。
モルタル部分は、エスケー化研のミラクシーラーエコで下塗りし、アートフレッシュを2回上塗りします。木目調サイディングに関しては、クリア系の塗料であるUVプロテクトクリア(日本ペイント)を使います。タイル部分は塗装できないので、高圧洗浄のみの実施です。
2000年代に建てられた住宅は、意匠性が高く、外壁の素材や色がところどころ違う傾向があります。色の塗り分けが必要です。広い面積の部分はローラーなどで塗りますが、細かい部分は刷毛で塗ります。これをダメ込み(ダミ分け)といいます。
今回の外壁塗装は、水性塗料を使用しました。屋根と雨どい、軒天などは弱溶剤性塗料となります。