利根川沿いにある我孫子市の総合スポーツ施設
春の選抜高校野球が開催され、甲子園では球児たちが熱闘を繰り広げています。3月29日にはプロ野球も開幕し、いよいよ野球シーズンが始まります。
栗原塗装工業は、我孫子市教育委員会からの発注で、我孫子市民体育館 野球場の塗装工事を行いました。
我孫子市民体育館は、利根川沿いを走る検討170号線、通称「利根水郷ライン」に沿いにあるスポーツ施設です。
2階建ての体育館に、武道館、テニスコート、野球場を備え、市内外の方に利用されています。
今回は野球場一部改修工事で、ダグアウト部分の改修(別業者)と、ダグアウト・フェンスの一部の塗装工事が行われました。
工期は12月半ばから、1月末までのおよそ1ヵ月半で、いわゆるオフシーズンにあたります。
オフシーズンとはいえ、野球を楽しむ方は多く、12月も1月も利用者がいるとのこと。ご不便をおかけいたしました。
ボールは緑よりも黒の方が見やすい!?
塗装工事の流れ
足場設置 ケレン 下塗り(さび止め2回) 上塗り(2回)
今回塗り替え工事を行ったのは、1塁側、3塁側のダグアウトとバックネット裏とライト側のフェンスになります。球場は大きいため(両翼90m、センター120m、ナイター設備あり)市の予算の都合上、全面塗り替えとはいかないようです。
フェンスなど、もともと緑色に塗られていたものを黒色に塗り替えることになりました。
なんでも、緑より黒の方がボールが見やすいとのことです。
フェンスの塗装については、グラウンド側はフレーム足場を設置して作業しました。それ以外の部分は脚立での作業となります。
屋外施設ということで、さびがかなり浮いており、まずは、しっかりケレンを行います。
ケレンの後は、エポキシさび止めを2回塗り、上塗りはウレタン塗料を2回塗ります。
塗料は日本ペイントの1液ファインウレタンU100-25、三分艶を使用しました。
スポーツ施設の場合、艶を抑えた塗料を使います。