柏レイソルのグラウンド近くの住宅街の戸建住宅の塗り替え工事
今回の外壁塗装事例は、柏駅から南東方向へおよそ2kmの場所に位置する亀甲台という住宅街にある戸建て住宅です。すぐ隣の区画には柏レイソルの三協フロンティア柏スタジアムがあり、近くには名戸ヶ谷病院などもあるエリアです。
築25年ほどの一戸建てで、過去に塗り替え工事をしたことがあるとのこと。2011年の東日本大震災の時には、外壁の一部にクラックができて、外壁塗装によってクラックを補強したそうです。今回は、外壁と屋根の全面塗り替え工事になります。また、工務店によって雨どいの交換なども行われました。
塗装工事の流れ
足場設置 高圧洗浄 雨どい取り外し
【破風・鼻隠しなど】下塗り 上塗り(白2回) マスキング 上塗り(黒2回)
【外壁】下塗り(フィーラー) 上塗り(シリコン塗料)
【屋根】下塗り(シーラー) 上塗り(シリコン塗料)
雨どい交換
急勾配の屋根塗装のために屋根用に足場を設置
今回の塗装工事では屋根に関して、ほかの住宅と違う特徴がありました。
コロニアル屋根だったのですが、屋根の傾斜がきつく直接屋根に乗って塗装作業を行うのがむずかしかったのです。雪国の屋根ほどの傾斜ではありませんでしたが、安定性と安全を考慮して、屋根用の足場組んで作業しました。
以前、下町の工場の屋根を塗り替えたときと同様に、単管で足場を作り塗装しました。
下塗りは「ヤネフレッシュシーラー」、上塗りは「ヤネフレッシュsi」(いずれもエスケー化研)の塗料を使用しました。屋根の艶を抑え気味にというお客様のご要望があり、「3分艶」という艶を抑えた塗料をチョイスしました。
破風・鼻隠しに2本の白いラインを入れる
屋根と外壁の境部分である、破風・鼻隠しの部分には元々2本線が入っていたので、これを再現します。
「パーフェクトサーフ」(日本ペイント)で下塗りをした後、まず、白い塗料を2度上塗りします。その後、マスキングを施して、黒い塗料を2度上塗り。これによって、セーラー服のセーラーカラーに入っているような2本線を作ることができます。
なお、上塗りの塗料はおなじみ「一液ファインシリコンセラUV」(日本ペイント)を使用しました。
モルタルの外壁も、同じく「パーフェクトサーフ」で下塗り、「一液ファインシリコンセラUV」で仕上げました。外壁は白っぽいクリーム色をチョイスしています。