浮いたさびをタッチアップ。あと十数年持たせる
我孫子市久寺家は柏市との市境にあるエリアで、中央学院大学や我孫子二階堂高校があります。その久寺家にある倉庫の屋根塗装の事例を紹介します。
倉庫は築30年以上の古い建物で、屋根は棒引きトタン屋根と呼ばれるトタン製です。写真のように棟と呼ばれる屋根の頂き部分から軒に向かって、何本も棒状のものが伸びていることから棒引きトタン屋根と呼ばれています。
屋根塗装の流れ
ケレン さび止めのタッチアップ 下塗り(さび止め) 上塗り(2回)
築30年ということで、すっかり色焼けして、さびも所々に浮いています。
まずは、ワイヤーブラシ、マジックロンなどを使ってケレン(清掃)します。
次に、さびが強く出ている部分を重点的にさび止め塗っていきます。これを「タッチアップさび止め」と言います。その後、下塗りとして全体的にさび止め塗料をぬり、シリコン系塗料を上塗りします(2回)。使った塗料は日本ペイントのシリコンルーフII(ナイスブルー)。
今回はさび止めをしっかりとタッチアップして、つや持ちするためにしっかりと上塗りをしたので、屋根は十数年は持つのではないかと思います。