柏・松戸・鎌ケ谷の市境にある中古住宅の外壁・屋根塗装
今回の塗装事例は、鎌ケ谷市佐津間の2階建て戸建て住宅の事例紹介です。
鎌ケ谷市佐津間は、柏市・松戸市との市境、東武野田線の六実駅の東側にある住宅地で、海上自衛隊下総航空基地があります。
築年数は約30年。施主さんは中古住宅として購入しており、現在の施主さんになって初めての塗り替えということでした。
外壁の色は赤みがかったベージュから、明るいクリーム色に。屋根はダークグレーからローマオレンジに塗り替え、全体的に明るい雰囲気に仕上げました。
塗装工事の流れ
足場設置 高圧洗浄
【外壁】下塗り(シーラー) 弾性タイル吹き付け(玉吹き) 頭抑え 上塗り(2回)
【屋根】下塗り(遮熱塗料用シーラー) 上塗り(遮熱塗料)(2回)
外壁が特徴的な三角地の住宅は塗装面積・足場面積が広い
今回のお宅は、三角地に建てられた住宅で、敷地面積いっぱいに建物を建てているため、外壁が階段状になっています。階段状になっているとうことは、通常の建物よりも外壁の塗装面積が広いということを意味しています。
くりぺんブログ「見積りを見ても相場がわからない!おおまかでも知りたい外壁塗装の費用」でも紹介していますが、外壁塗装の費用は、塗装面積に比例しますので、この住宅は同じ延べ床面積の建物と比べて費用が高くなってしまいます。お客様としては工費を少しでも抑えたいところなので、栗原塗装工業としても、そのご要望になるべく応えたいと考えています。
塗料に関しては、塗装面積が広ければ、使用料も増えるので減らすことはできませんが、足場に関しては可能です。足場設置の費用は、資材費もありますが、その多くが人件費になります。外注すればその分費用がかさみますが、栗原塗装工業では住宅の足場は自社で設置することができるので、面積の割には他社より安く設置することができます。
前の家主の補修後が気になり、玉吹き、頭抑えで綺麗に仕上げる
外壁塗装で気になったのは、ところどころにひび割れがあったことです。前の家主さんがDIYで補修したようで、1階の手の届く範囲のひび割れはコーキングの補修が施されていました。届かないところはひび割れたままでした。
DIYによるひび割れ補修で、よくあるのは、見栄えが良くないということです。こちらの外壁もそうでした。
DIYでコーキングした場合、コーキングに埃が付着します。また、コーキング材がシリコン製だと、外壁塗装時に塗料が乗らないので、コーキング部分を削って塗装を行います(※変成シリコンの場合はOK)。
今回の外壁塗装では、DIYの補修部分をきれいにする意味と、ひび割れ部分の補強の意味合いも含めて、弾性タイルの吹き付け(頭抑え)をお客様に提案しました。
頭抑え(ヘッドカットとも言う)を実施すると、平米単価で300円~500円ほど工費が上がってしまいます。しかしモルタル外壁の耐久性を考えると、弾性タイルの吹き付けは実施したほうがよいので、お客様にご説明し、ご納得いただき実施いたしました。
栗原塗装工業では、外壁や屋根の状態を見て、最適な塗装工事の提案をしております。